2019年1月26日土曜日

セキュリティの脆弱性が検出されました 偽の警告に注意


この表示を見たことがある人は多いと思います。Apple警告です。言うまでもありませんが、Appleと関係ありません。攻撃も受けていません。


かつてはこの表示で露骨に「ウイルスに感染しました!」と書かれていましたが、流石に批判が多かったからなのか、少しマシにしているようです。かつての表示についてはこちらのサイトを参照https://attention.mantiscentipede.work/2018/12/blog-post_52.html


しかし、初めて見た人にとっては脅しでしかないでしょう。

VPNを使用するように促しています。インストールをタップすると、下記のアプリが表示されます。インストールしても何ら問題ありませんが、VPNなら無料のもの(タウンwifiなど)がいくらでもあるので、そちらを使った方が良いでしょう。


尚、VPNとは、第三者による情報の盗み見や改ざんを防ぐための技術として以前からある技術ですが、近年では無料Wi-Fiを安全に利用するための方法としても注目されるようになりました。  VPNはVirtual Private Networkの略で、直訳すると「仮想専用線」となります。特にフリーのWi-Fiなど、公衆のネットワークでやり取りする情報は盗み見や改ざんなどのリスクがありますが、VPNによりそれらを防ぐことができます。 
 

要するに、あのApple警告は迷惑な広告なのです。このアプリをインストールさせるための強引な手段だったのです。

このような広告を強制リダイレクト広告といいますが、広告会社もこのような悪質な広告に対応を始めております。しかし、なかなか根絶は難しいようです。この手の広告は、ページを閉じれば問題ない場合がほとんどです。ですから、我々が悪質な者たちの思うツボにならないようにすることも大切です。


ここ最近、ウイルスなどで脅してインストールやダウンロードを求める詐欺が多いです。今回の場合は、インストールしても問題ありませんが、パソコンにウイルス感染したと脅す詐欺、や電話するように求めてくる詐欺では、いずれもセキュリティソフトのダウンロードなどを求めてきますが、絶対にダウンロードしてはいけません。本当にウイルスに感染する可能性があるからです。


今後もこういった詐欺や迷惑行為を見つけ次第当ブログで紹介して、皆様に注意喚起しようと思います。今後とも当ブログを宜しくお願い致します。





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