画像はhttps://filestore.community.support.microsoft.com/api/images/28272a58-affe-47cd-9a98-6179f09ca7e0より引用
「ウイルス検出」、「マイクロソフト」、「サポートにご連絡下さい」などと、あたかも正規のサイトのように見せかけています。
しかし、こういったサイトはフィッシングサイトです。フィッシングサイトとは、正規のサイトを装って、間違ってアクセスしたユーザーにログインやクレジットカードなどの情報を求め、パスワードや金融情報などの個人情報を奪い取ったりするサイトです。
ネット上のでも、被害に遭っている人の話が多く上がっています。
・「パソコンで検索していたら、ウイルスの警告が出て、ここに電話して下さいというメッセージが出てきたので、電話してしまいました。遠隔操作でパソコンをチェックされ、最後に有償でウイルス対策をしろ言われましたが、高いので考えさせてほしいと言って電話を切りました。名前を言っただけで、カードの情報などは言っていませんが、電話を切ってから、これって詐欺?と思ってwebで検索してみると、詐欺だということが分かりました。」
・「パソコン使用中にウイルス感染の警告画面がでて、今すぐ電話して下さいなどとでたのですが、電話などはせず、画面を消してパソコンを落としました。その後ウイルススキャンしましたがたいしたウイルスなどは検出されませんでした。ですが、3.4日後メールがきてあなたのパソコンはハッキングされました。データ情報を流出されたくなければ、48時間以内に$550支払って下さいという趣旨の文章がきました。」
間違えて電話をしてしまうケースも多いようです。また、メールアドレスを入力を入力してしまうと、執拗にメールが届くことがあるので、注意しましょう。
怪しいサイトには、メアドや電話番号、その他個人情報を入力しないようにしましょう。
見分け方
本物のサイトと偽物のサイトの見分け方としては、URLを確認するのが一番簡単です。本物のサイトは、httpsから始まりますが、偽のサイトはhttpです。
通常、パスワードや金融情報、その他の個人情報を入力するサイトは必ずhttpsになっています。
また、偽のサイトはURLがやたら長くて、数字やアルファベットが無造作に並べられたような感じです。本物のサイトと比べればすぐに違いがわかります。
尚、httpsとは、Hypertext Transfer Protocol Secureの略で、HTTPによる通信を安全に行うためのプロトコル(伝送路、伝達方法、通信相手の特定、データの構成や表現方法などをあらかじめ規定したもの。)です。HTTPSは、メッセージを暗号化されずに送受信する標準のHTTPと異なり、SSL/TLSプロトコルを用いて、サーバの認証・通信内容の暗号化・改竄検出などを行います。これによって、なりすまし・中間者攻撃・盗聴などの攻撃を防ぐことができます。
偽物と勘付かれないように、「あと◯秒でパソコンが損傷します」などと脅すことによって冷静な判断力を削ぎ、疑う余地を無くします。もちろんのことですが、実際にはウイルスには感染していないので、パソコンが壊れるようなことはありません。尚、実際にウイルスに感染しても、正規のサイトではカウントダウンの表示はされません。
*最近このような詐欺が相次いでいますので、騙されないように注意しましょう。
*表示されただけではあれば問題ありませんので、すぐにページを閉じれば良いです。
*アプリやソフトウェアのダウンロードを求められても、ウイルスが仕込まれていれば、本当にウイルスに感染する可能性があるので、ダウンロードしないようにしましょう。
*電話したり個人情報を入力しないようにしましょう。特に、クレジットカード情報などの金融情報は入力しないよう注意して下さい。
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